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ナツメ堂鍼灸院がお伝えするお正月の胃腸の疲れを徹底解説!

皆さん、新年あけましておめでとうございます!

ナツメ堂は今年も皆さんのニーズに沿った有益な情報を提供していければと思っておりますので、今年もどうぞよろしくお願い致します。

早速ですが、皆さん寝正月というフレーズもある様に、年末年始に暴飲暴食されませんでしたか?

私も例にもれず、普段は家でほとんど飲まないのですが、実家で弟と二人で赤ワインを一本空けてしまいました(汗)

その際にいつも以上に沢山食べたりもしたので、次の日はしっかりと胃もたれ状態。

今回は皆さんも一度も経験した事がある「お正月の胃腸の疲れに」について説明していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

【顔は体を写す鏡】

東洋医学では顔を体の状態を映し出す鏡とみています。

ナツメ堂に通ってきてくださるお客様にも年末年始に食べ過ぎて、口周りに吹き出物が出来たと言う方が多くいらっしゃいました。

東洋医学では、口周り、首回りの吹き出物は胃の機能低下を表します。

胃の機能低下とは、食べ過ぎ、胃もたれ、消化不良等になります。

【胃腸疲れを起こす原因】

<原因①>

年末年始といえば、普段よりついつい食べ過ぎたり飲み過ぎたり、3食以外にもちょこちょこつまんで食べる機会が増え、その消化吸収のために胃腸が休みなく働きます。

そうすると胃腸に負担がかかりエネルギー(気)を補うどころか、かえってエネルギー(気)を消耗してしまいます。

エネルギー(気)が消耗して胃腸の働きが悪くなると、さらにエネルギー(気)を作れなくなるため(気虚)体がだるく疲れやすくなるという悪循環に陥ってしまいます。

<原因②> 食滞について

東洋医学では、食べ過ぎて消化できないまま食べ物が停滞する事を「食滞」と呼びます。

食滞が続くとだんだん脾胃に熱がこもり、口内炎や吹き出物、便秘等の症状が現れます。

また胃腸の健康と免疫力はとても関連があります。

胃腸を健康に保つことで、胃腸はエネルギー(気)をつくり免疫力を高めます。

~こんな症状は脾胃の弱りのサイン~

①脾の弱りのサイン

□食欲不振 □胃もたれ □お腹のはり □げっぷが沢山でる □痩せてしまう □息切れ

□疲労感がある □軟便 下痢 □痰が多く出る

②胃の働きの低下のサイン

□胃とお腹のはり □消化不良 □しゃっくり □嘔吐 □便秘

 

【胃腸を整える食材】

年末年始の暴飲暴食で胃腸の疲れが出た時にお勧めの食材があります。

① 食べ過ぎた時に消化を助ける食材

大根 かぶ おくら キャベツ ヨーグルト 砂肝 もち麦など

② 気を補って免疫力upをさせる食材

鶏肉 里芋 豆腐 じゃがいも 椎茸 お米 長芋 鱈など

③ 辛みのある食材で体を温め発散させます

ねぎ 玉ねぎ 生姜 わさび シナモン 大葉 三つ葉 茗荷など

【冬の養生】

暴飲暴食による胃腸の疲れを取るためには、冬の季節の養生も大切になります。

<睡眠のコツ>

体が疲れていると胃腸が働かず上手く消化する事が出来ません。

普段より早目に就寝して少し長めに寝る事がおススメです。

また体が冷えたままだと寝つきが悪く眠りが浅くなるので、38度前後のぬるめのお湯に半身浴で20分程度入浴すると気持ちも体もリラックスして、質の良い睡眠に繋がります。

<運動のコツ>

運動して汗をかくと体が温まり、リラックスする事で「気」の巡りが良くなります。

血液循環も良くなり体内の老廃物を排出する効果もあります。

ただし冬は「蔵」する(活動をさけ、蓄える季節)季節です。

汗をたくさんかくような活発な活動はさけ、ストレッチや軽いウォーキングなど、ほどほどの運動で体を温めることがおススメです。

皆さんいかがでしたか?

多くの方が悩む年末年始の暴飲暴食からくる胃腸の疲れ。

胃腸を整えるのに良い食材は手に入りやすり物ばかりです。

お正月明けの普段の献立の中で少しだけでも意識して、胃腸を整えるのに良い食材を取り入れてみて下さいね!

 

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角田 奈美

ナツメ堂鍼灸院初の女性鍼灸師として、美容鍼やアロママッサージを担当。 皆さんのお悩みに寄り添った丁寧なカウンセリングとやわらかな雰囲気、女性ならではの感性を生かした施術で多くのファンの心を掴んでいます。 (財)日本美容鍼灸マッサージ協会認定美容鍼灸師

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