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むくみスッキリ撃退!お灸でポカポカあったか健康 

お正月も冬休みも終わり、いよいよ日常が始まっています。

改めて明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

この度のお正月は多くの方が長期で休みを取れたようで、お家でワイワイと楽しい時間を過ごしたかと思います。

ただその分食べ飲みする機会も増え、身体がだるい、むくみが取れない、疲れやすいという声を聞きます。

今回はお正月明けからお客様の悩みで多かった「むくみ」についてお伝えしていきます。

東洋医学で考えるむくみ(浮腫)

体の中の湿が余ることによって偏ったり滞ったりする「水毒」の状態を、東洋医学ではむくみと考えます。

血液中の水分が血管から外にしみ出し、特定の場所の皮膚や筋肉など、細胞の周りに溜まることで、一般的には痛みや赤みを伴うこともなく、顔や手足が腫れているような状態になります。

 むくみの原因とは?

  1. 冷えによる影響 冷え症の方の場合は、滞った水分が体内で冷え、それがさらに体を冷やすという悪循環が起こします。また、むくみによる余分な水分が、血管やリンパ管を圧迫し血行を悪化させ、更に冷えをまねきます。
  1. 運動不足 長時間同じ姿勢で足の筋肉を使わないでいると、血液が戻りにくくなりむくみを生じやすくなります。運動不足によって下半身の筋肉が弱くなると、血液を心臓へ押し戻す力が弱くなりむくみが改善しづらくなります。ふくらはぎの動きが制限される姿勢の悪さも要注意です。
  2. 睡眠不足 十分に睡眠や休息ができない場合、血管周囲の筋肉を収縮させる交感神経が優位となり、血流が滞る時間が長くなりむくみが起こります。
  3. 女性特有の原因 排卵後に分泌量が多くなるプロゲステロンは妊娠した状態を安定させるために水分を体の中に溜め込むというはたらきがあります。エストロゲンという女性ホルモンは、脂肪の蓄積を抑えたり、水分の排泄を促したりする働きがありますが、更年期になるとエストロゲンの減少が始まり、水分代謝が低い状態となってしまいます。

ツボによるむくみの改善方法

  • 身体を温めるツボ:湧泉、合谷

体が冷えていると、末梢血管での血液循環が悪くなりむくみにつながります。

  • 入浴する:入浴後の腎兪

簡単にシャワーですませるのではなく、しっかりとぬるま湯につかる半身浴がお勧めです

  • 運動やストレッチをする:承山、三陰交

足のむくみには、軽いストレッチ、ウォーキング等、血流を良くして体が温まるような適度な運動が良いです。特にスクワットは太ももの前後、お尻、ふくらはぎなどの筋肉に一度に負荷がかかるので、むくみ改善に最適です。

  • 顔のむくみ:天容、欠盆

まぶたの周りを、10回程度円を描くようにやさしくマッサージします。目の周りの血流を良くするマッサージが効果的です。リンパが集中する首を左右に倒すストレッチは、凝りをほぐしリンパの流れを良くします。

  • 手のむくみ:労宮、曲池

指輪がきつい、手指がこわばるなど、とくに指のむくみを感じたときは、指や手全体を温めて血行を良くしてみましょう。

  • 足のむくみ:失眠、陰陵泉

足のむくみは、足先から心臓に戻る血液を送り出す筋肉のこわばりをほぐすストレッチ運動が効果的です。

これから寒さも本格的になり、むくみが改善しづらくなります。ぜひ参考にしてみて下さい!

参考、引用文献:『養命酒だより2020春号(養命酒製造株式会社)』『ツムラ漢方通信2020.09.01号(株式会社ツムラ)』

 

投稿者プロフィール

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ナツメ堂久保
恵庭市で鍼灸を通して美と元気を提供する美容専門 ナツメ堂鍼灸院を経営。ハリウッドスタイル上田式美容鍼®︎を取り入れてから、女性起業家や美と健康を追及していく女性を中心に地元を越え札幌からもお客様が来院。最近はコミュニティに力を入れ近隣の起業家たちを巻き込んだイベントを開催しています。
 (財)日本美容鍼灸マッサージ協会認定美容鍼灸師

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