恵庭のナツメ堂鍼灸院の約2年間の勤務を振り返って今自分が思うことを素直にお伝えします
今回はいつもと趣向を変えて、自分自身の事について皆さんに伝えていきたいと思います。
私事ではありますがこの度2002年8月31日を持って、約二年間勤務したナツメ堂鍼灸院を退職することになりました。
在職中はあたたかく優しいお客様にめぐまれ、そして皆さんには本当に良くしていただき感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
次にもう少し自分自身について知っていただきたいので、軽く自己紹介をしていきたいと思います。
自分の事を語ると言うのはなかなか気恥ずかしい感じもしますが、どうぞお付き合いください。
【自己紹介】
私は札幌の短大を卒業後、生命保険の事務や大学の事務等ずっとデスクワークの仕事をしてきました。
30代に約10年働いていた大学の研究室の雇用形態が変わり、今後も雇用が継続されるのか不安定な状況になってしまいました。
30代と言う事もあり大分焦りましたが、その事をきっかけに自分の今後の仕事、人生について初めて深く考える様になりました。
その時に漠然とですが人と関わり人を癒して生涯続けてるいける仕事がしたいと思い、様々な専門学校へ何軒も訪問し、最終的に色んなご縁もあって鍼灸師の道へ進む事になりました。
もし年齢がもう少しだけ若かったら(笑)理学療法士の資格を取っていたかもしれませんが、今は鍼灸師の資格を取得して本当に良かったと思っております。
資格取得後はまず最初に鍼灸マッサージ治療院に勤務し、その後は整形外科のリハビリ室でリハビリの仕事に従事していました。
整形外科を退職後にずっと以前からやってみたいと思い続けてきたハリウッドスタイル上田式美容鍼灸の講座を受講出来るタイミングが巡ってきて、このチャンスを逃してはならない‼︎と一念発起して講座を受講しました。
講座を受講後、また色々なご縁があって現在勤務しているナツメ堂鍼灸院にお世話になる事になりました。
【鍼灸師について思う事】
鍼灸師と言う職業ですが、実はまだまだ認知度が低い職業だと思います。
特に女性の鍼灸師は三年以上も学校に通って国家資格に合格して鍼灸師の免許を取得しても、その後鍼灸師という職業を続ける人はとても少ないです。
女性にはどうしても妊娠、出産という事もありますが、出産後にまた仕事に復帰する人も少なのが現状です。
私の専門学校時代の女性のクラスメイトで今も働き続けているのは三人しかおりません(1人はパート)
また前職のリハビリ室で一緒に勤務していた20代の同僚に先日久しぶりに会ったら、鍼灸師という職業自体をやめて派遣で働くと言っていました。
現場でまだ働いている私の実感として女性の鍼灸師の需要はとても高いと感じているので、この同僚が鍼灸師自体をやめてしまう事をとても残念に感じました。
ただ、私は鍼灸師という職業がとても好きです。
もちろんデスクワークの仕事とはまた違う苦労や大変な事も多いです。
自分の実力が物を言う世界なので、自分の知識や経験不足によって悔しい思いをしたり情けない気持ちになる事も多々あります。
それでも施術が終わった後の、皆さんの嬉しそうな笑顔や、ありがとうとの一言、通ってきているうちにどんどんと体調が良くなっていく皆さんの姿を目の当たりにすると、体や気持ちの疲れが吹き飛んでしまいます。
今後もまだ鍼灸師の仕事は続けていきます。
微力ながらも鍼灸の素晴らしさを皆さんに伝えていきたいですし、これからも初心の気持ちを忘れずおごらず頑張っていきたいと思っております。
【最後に】
最後に約2年間お世話になった久保先生をはじめナツメ堂の皆さんには感謝の気持ちしかありません。
とても不器用で大雑把な私に本当に根気よく熱く指導して下さり本当にありがとうございました。
指導するうえでも色々と大変な事もあったと思いますし、沢山の苦労やご迷惑をかけました。
自分の成長と少し自信がついた私がいるのは、ナツメ堂の皆さんのお陰だと思っています。
今回私はナツメ堂を離れてしまいますが、今後もナツメ堂の発展を心から願っております。
そして私自身も自分の鍼灸師としての目標に向かっていきます!
本当にありがとうございました!!
投稿者プロフィール
-
ナツメ堂鍼灸院初の女性鍼灸師として、美容鍼やアロママッサージを担当。
皆さんのお悩みに寄り添った丁寧なカウンセリングとやわらかな雰囲気、女性ならではの感性を生かした施術で多くのファンの心を掴んでいます。
(財)日本美容鍼灸マッサージ協会認定美容鍼灸師