夏バテならぬ「秋バテ」を鍼灸治療で改善していきます!
最近、朝晩めっきり涼しくなり、季節はすっかり秋に変化してきましたね。
秋は夏にたまった疲れが一気にでるため、夏バテならぬ「秋バテ」を感じる方も多いのではないでしょうか?
実際にナツメ堂に来院されるお客様にも、季節の変わり目には肌荒れやニキビがひどくなり悩んでいる方、身体が重だるく疲れが取れない等のお悩みをかかえている方がいらっしゃいます。
もちろん、秋バテの症状の一つであるお顔の悩みには美容鍼、お体のお悩みには鍼灸治療で悩みを改善される方も多くおりますので、もしかして私って秋バテかしら?とお悩みの方は是非一度鍼灸治療を体験してみて下さい!
ただ秋バテって、聞き馴染みがない方も多いかもしれませんね。
秋バテは下記の様な症状がみられる方が多いです。
□体がだるい □疲労感が取れない □やる気がでない □食欲がない
□胃がもたれる □頭痛や肩こり □便秘や下痢 □肌にツヤや弾力がない
□肌のトラブルをおこしやすい 等々
皆さん思い当たる事ありませんか?
次に秋バテの原因を説明していきます。
① 気(エネルギー)や津液(潤い)の不足
初夏の頃から長期間に渡り汗をかき続けていると、体内の気(エネルギー)や津液(潤い)が不足してしまいます。
そのためお顔や身体に十分なエネルギーや潤いが行き渡らず、肌のバリア機能が低下し赤みや、かゆみ、ニキビ等の肌トラブルにつながります。
② 夏の脾胃(胃腸)疲れ
夏に冷たい物を取り過ぎたり、湿気のダメージを受けたりすると脾胃(胃腸)の働きが低下してしまいます。
脾胃の不調をひきずったまま秋を迎えると、脾胃(胃腸)と密接に関係している「肺」の働きも一緒に弱くなってしまいます。
脾胃や肺は食事の栄養や呼吸で取り入れた酸素を元に、体の中で「気(エネルギー)」を生み出す臓器です。
なので「元気の源」でもあります。
そのため脾胃や肺の働きが低下し、体の中の気(エネルギー)が不足気味になると秋になっても疲れを回復できず、慢性的な疲労感、食欲不振などに悩まされてしまうのです。
また、肺は乾燥に弱いため、肺の機能が低下すると肌荒れや、乾燥、咳、便秘等の症状を引き起こし体調不良へつながります。
秋バテの解消方法
① ぬるめのお湯で半身浴をする
38度~40度のやや温めの湯船につかる様にしましょう。
シャワーだけではなく湯船につかる事によって副交感神経が優位になり、自律神経が整います。
② 軽い運動をする
30分程度の散歩や軽いジョギングなど、身体を動かして体力をアップ。
軽めの運動を毎日続ける事により自律神経が回復してきます。
③ 胃腸に負担をかけない食べ方をする
きちんと空腹感を感じ、胃腸を休めながら食事をすることが大切。
空腹感がない時は、いつもより軽めの食事にしたり1日二食にしてみましょう。
コロナ禍で家で過ごす時間が増え、活動量が減ったという方は特に注意が必要です。
以前と同じ食事量だとかえって胃腸に負担をかけてしまいます。
④ ツボのマッサージを取り入れて疲労回復
足三里(あしさんり)
胃の働きを調整し、消化吸収を整えるツボです。
膝を軽く曲げます。
膝のお皿のすぐ下に内側、外側に2つの窪みがあります。
膝頭の外側の下にできる窪みから指4本分下。
湧泉(ゆうせん)
泉の様に元気が湧いてくると言われているツボ。
体全体の疲労回復や、気力、体力を高める効果があります。
足の指をグーにしたときにへの字に凹む足裏の中央より上の方
皆さん、いかがですか?
最近体調がすぐれない方は、もしかしたら秋バテかもしれません。
そんな方は日々の生活で無理なく秋バテの対策を取り入れながら、是非ナツメ堂の鍼灸治療も受けてみてください。
自分の身体が思っていた以上に疲れていたことに気付くかもしれません。
角田 奈美
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