骨盤矯正とダイエットはどちらを先に始めれば良いの?
ダイエットをしたい女性のお客様からよく聞かれる質問があります。
「骨盤矯正とダイエットのどちらを先に始めれば良いですか?」
確かに迷いますよね。
あなたはどちらを先にはじめると良いと思いますか?
今回は、骨盤矯正とダイエットの優先順位などについてお伝えしていきます。
<骨盤矯正を優先すべき基本となる考え方>
はじめに伝えておきたいことがあります。
基本の考え方としては、骨盤矯正が先であるということです。
ダイエットとして運動をしてみたい方に関しても、先んじて骨盤矯正を先にすることをオススメしています。
その理由は、スピード感が大きく変化するからです。
身体や骨盤にゆがみを残したまま運動すると、身体が引き締まるまでも時間がかかり、もし引き締まったとしても理想とはかけ離れた体型に留まってしまう可能性が高くなります。
反対に骨盤矯正をしてからダイエットしたなら、体型や体重も変化をしやすいといえます。
<骨盤矯正をせずにダイエットをするデメリット>
骨盤矯正をしないままダイエットをしてしまうと、どんなデメリットがあるのでしょうか。
少し詳しくお伝えしますね。
一言でいうなら「効率が悪い。」ということです。
ダイエットは短期間で目標の体重や体型にすべく取り組むことですよね。
しかし、骨盤矯正をしていない身体の状態というのは、大体がゆがみがある状態といえます。
ゆがみがあるということは筋肉の動きも正常の動きではなく制限がかかっている状態なのです。
筋肉の動きに制限がかかっているということは、運動量が低下している状態ということですね。
また身体のゆがみがあると関節の動きにも制限が生じます。
関節の制限の代表格である「巻き肩」があった場合を例にあげてみましょう。
巻き肩とは両肩の位置が内側に巻き込まれ、肋骨に圧力がかかっている状態になっています。
そうなると、どうしても呼吸がしづらいことがよくあります。
ということは「呼吸量が少ない=酸素を取り込みづらい」ということです。
つまり「呼吸量低下+運動量=代謝が上がらない。」という図式になるわけです。
ですので、先に骨盤矯正で身体のゆがみを整えていくことが大事になります。
呼吸量も運動量もアップした状態にしてからダイエットした方が効率が圧倒的に良くなりますよね。
<例外:骨盤矯正よりダイエットを優先する場合>
基本の考えとしては骨盤矯正を先に行うことを説明してきました。
しかし、ダイエットを優先させる例外もあります。
それは病的な肥満の場合です。
通常、中年太りや産後の体型、自分で太ってしまったことに対する意識がハッキリしている場合、骨盤矯正を優先するのですが、病的な肥満の場合は別なのです。
食(食べること)に対する執着や過度のストレスなど、メンタル的な要素が入ってきている場合は、心療内科や管理栄養士さんの指導の元、食事管理をしてもらうことをオススメします。
心の問題が生じている時は、ただ骨盤矯正をすれば変化するものではなく、元々精神的なことが原因となっていて、結果として肥満体質や肥満体型になっていることが多いものです。
ですので、骨盤矯正より専門家にサポートを受けながらのダイエットが望ましいといえます。
ダイエットって、強いメンタルが必要になることが一般的です。
ですが、精神状態が不安定なときのダイエットはマイナスでしかありません。
基本は楽しみながら結果を出していける方が良いのではないでしょうか。
無理をしたダイエットはリバウンドしますしね。
<まとめ>
いかがだったでしょうか。
骨盤矯正を優先させてからダイエットをするほうが、圧倒的に効率的であり、将来的に結果の出やすい方法といえるでしょう。
自力でダイエットはできるかと思いますが、効率性とバランスを兼ね備えたダイエット法としては、骨盤矯正をした後にダイエットをするという順番にしてみてくださいね。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
本田 啓介
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